今度こそ英語を勉強するぞ!良い勉強法をググってみよう。…っていきなりやってませんか?
それ、かなりの確率で挫折します。
勉強を継続するために、最初にやってほしいことが1つだけあるんです。
それは、「勉強してどうなりたいか」をなるべく具体的にイメージすること。
「海外旅行で話したいから」だけじゃ足りません!
この記事では、
- 具体的なイメージがなぜ大事なのか
- 具体的にイメージするポイント
を解説していきます。
- 新しく勉強を始めたい
- 勉強を続けたいと思っている
- いつもすぐ飽きてしまう
そんな方の参考になればと思います。
なぜ勉強法探しから始めてはいけないのか?
勉強法を探すこと自体は悪くありません。
自分から情報を探して、より自分に合う勉強法を探すのは積極的ですばらしいと思います。
でも、最初に勉強法探しを始めるのはちょっと待ってもらいたいです。
それは、
- 目指しているものによって最適な勉強法が変わるから
- ゴールがはっきりしていた方がやる気が継続するから
この2つが理由です。
最適な勉強法が変わるから
「英語ができるようになりたい」というのは、「スポーツができるようになりたい」と同じくらい曖昧なものです。
スポーツって言っても、野球?サッカー?バスケ?
プロ選手になりたい?趣味として楽しめればOK?
答えは人によって違いますし、それによって練習も変わりますよね。
英語も同じです。
会話がしたいのか?本が読みたいのか?
英会話って言っても、旅行できれば良い?仕事で使いたい?
など、目指すものによって必要な勉強は変わります。
だから最初に、英語を使ってどうなりたいのか?何がしたいのか?を考えるのが大事なんです。
やる気が継続するから
「英語が話せたらいいな〜」と、「ニューヨークに旅行してこんな場面でこんな会話をしたい」、どちらが勉強が続きやすいと思いますか?
当然後者ですよね。
ゴールが曖昧だと勉強もふわっと始まってしまい、今日は仕事で疲れたから休んでも良いかな〜なんて思っているうちにいつの間にか自然消滅…。
よくあるパターンですよね。
「この場面を叶えたい」と具体的にイメージすることで、目指す方向がはっきりしてやる気も継続しやすくなります。
モチベーションが上がらない時に、そのイメージを思い出すことで気持ちを入れ直せる効果もあります。
具体的にイメージするとは?
具体的なイメージについてもう少し詳しく解説していきます。
「英語を使えるようになったらどうしたい?」の答えとして、
- 海外旅行で困らないようにしたい
- 外国人に道案内をしたい
- 字幕なしで海外の映画やドラマを見たい
は鉄板ですよね。
どれも本当にそう思っているなら悪くはないです。
でも足りない。
海外旅行なら、
「行先はニューヨーク近郊。地元の人が多い小さなカフェのテラス席でコーヒーを注文する。お店の人と軽く話して、おすすめの近くのレストランを教えてもらう」
みたいな感じで、自分が英語を使っている場面を細かくイメージしてみましょう。
(なんとなくニューヨークにしましたが、この内容自体に意味はないです)
具体的に言葉にすればするほど、必要な英語のスキルもはっきりしてきますし、その場面を叶えるために勉強しよう!とやる気も出てきます。
上記の例なら、
- 必要なのは旅行英会話
- 教えてもらうなら、リスニングも必要だな
- リーディングとライティングはそこまで力を入れなくても良いかな
という感じで必要なスキルとレベルを把握します。
イメージするポイント
自分が英語を使っている場面がありありと思い描けるのが理想です。
海外旅行の例でいうと、旅行中に撮った写真の1枚を説明するような感覚で、
- 自分がいる場所
- 周りに見えるもの
- やっていること
- 一緒にいる人
などが見えると良いですね。
想像しながらわくわくしたり、勉強のやる気が湧いてくるようなら良いイメージです。
詳細が全然思いつかない、楽しくない場合もあると思います。
そんな時は、
- 他の場面を考える
- 関連する情報を調べてみる
この2つをやってみます。
ニューヨークに行きたいと思っていたけど、ロンドンの方がわくわくするかな?とか、
想像が膨らむよう、ニューヨークのカフェについて少し調べてみる、とか。
それでもやっぱり気持ちが上がってこないなら、やろうとしている勉強は必要じゃないかもしれません。
本当に今時間を使って勉強したい?と聞いてみましょう。
イメージが湧いたら、できれば紙に書いておくのがおすすめです。
余裕がある人、好きな人はイメージに近い画像を探して文字の脇に貼っても良いですね。
ほしいスキルを言語化してみよう
こんな場面で英語が使いたい!とイメージできたら、自分のほしい英語のスキルを言語化してみます。
先ほどの例なら、
- 必要なのは旅行英会話
- 教えてもらうなら、リスニングも必要だな
- リーディングとライティングはそこまで力を入れなくても良いかな
という感じ。
点数化するのもおすすめです。
例として、わたしのほしいスキルを点数化してみました。
1番内側の線が今はあまり興味なし、1番外側が仕事で使えるレベル、間の線の基準は感覚値です。

わたしの今の1番の目標は、ニュースや本を通して英語で自由に情報収集をすること。
なのでリスニングとリーディングが高め。
話せるようにもなりたいですが、普段英語を話す機会はないため、優先度は高くなくて良いかなと思っています。
目標が複数ある場合は、1番優先させたいもの1つから始めるのがおすすめです。
その方が時間を集中して使える分、成果にも繋がりやすいので。
飽きてきたら変えてみても良いと思います。
イメージが固まったら勉強を始めよう
イメージが固まったら、勉強開始です。
ここまでイメージができていれば、勉強法を選ぶのも判断基準がしっかりしているのでやりやすいはず。
このイメージは、勉強途中で変わるのは全く問題なしです。
ぜひやってみてください。
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