バレットジャーナルのノートを選ぶ時、多くの人が候補にあげるであろうノートが、「ロイヒトトゥルム」です。ドイツのブランドで、海外の人も使っているのをよく見かけます。
MDノート大好きな私ですが、実はロイヒトトゥルムも2冊持っています!バレットジャーナルではない用途で使っているんですけどね。
そこで今回は、2冊どちらも使ってみてわかった使い心地の違いを比較してみます。
ノートの基本仕様
まずはそれぞれの基本仕様を見ていきます。
MDノート | ロイヒトトゥルム | |
サイズ(A5の場合) | H210 W148 D10 (㎜) | H210 W145 D18 (mm) |
ページ数 | 176ページ | 249ページ |
方眼罫 | 5㎜方眼マス(線は薄い水色) | 5㎜方眼マス(色はグレー) ※ドット方眼も有り |
しおり | 1本 | 2本 |
表紙 | 厚紙くらいのかたさ ※公式サイトでは表紙無しと記載されています |
ハードカバー ※折り曲げられないくらいしっかりしています |
表紙の色 | 紙の色そのままのクリーム色 1種類のみ |
17色 ※限定色が出ることもあり、前後します |
紙の色 | クリーム色 | クリーム色 |
価格(税抜) | 800円 | 3000円前後 ※海外ブランドなので、色や時期によっても値段が変わります |
無駄を省いてただひたすらシンプルなMDノート。一方ロイヒトトゥルムは色の豊富さが大きな魅力です。あの色もかわいいし、こっちも気になるし…と選ぶのに時間がかかります。それも楽しいんですけどね!
バレットジャーナルとしての使いやすさ
次にバレットジャーナルとして使うことを考えた時に、気になるポイントについて比較します。
インデックスページとページ番号があるロイヒトトゥルム
ロイヒトトゥルムがすごく良いと思うところが、ノートに最初からインデックスページが準備されていることと、ページの角にページ番号がすべて振られているところです。
インデックスは見開き1ページ分なので、全ページをインデックスに書いておきたい場合は足りないかもしれませんが、必要なページだけの記録なら十分だと思います。
また、ページ番号もありがたいです。毎度書くのは結構面倒なんですよね。
MDノートには無いので、私は10ページ分くらい番号を書き、その分を使い切ったらまた10ページ分ページ数を書いて…としています。ページ番号があれば良いのに!と書くたび思っています。
マス目が数えやすいMDノート
線を引いたり、表を作ったり、上から数マス空けて書き始めたり。
バレットジャーナルを書くときってマス目を数えることが結構多い気がします。
MDノートは左右と上下の余白部分に、2マスごとに|、10マスごとに●が入っています。
数えやすいな~ぐらいにしか思っていなかったのですが、ロイヒトトゥルムを使ってみてそのありがたみがわかりました。
ロイヒトトゥルムはそういう印がないので、地道に数えなくてはいけません。しかも途中で何マスだったか忘れて数えなおしたり…。私にはこの印が心強すぎて、なくてはならないものになってしまいました。
紙質を徹底比較
色々とノートの特徴をあげてきましたが、忘れちゃいけないのが書き心地や紙質!
見た目に惚れて買ったノートでも、紙質が残念だったら使う気が半減しますよね。
最初に言っておきますが、どちらのノートも紙質は悪くないです!
ですが書いてみて違いは感じたので、改めて比較してみました。
書き心地
MDノートは、「書くことにこだわったノート」だと公式サイトでも言われているだけあって、ストレスなく書くことができます。ほんの少しだけひっかかりがあって、逆にそれが滑りすぎず、滑らかにペンを走らせられる書き心地に繋がっています。「すらすら」という言葉が本当にぴったりだと思います。
一方のロイヒトトゥルムは「ツルツル」という感じ。滑りがとても良いです。ひっかかりは全く感じません。個人的には若干滑りすぎかなとも思うのですが、すごく気になるわけではないです。
書き方やペンの種類によっても変わってくると思いますし、あくまで主観ですが、私はMDノートの書き心地の方が好きです。
裏写り
同じペンで書いた時の裏移りを確認してみました。
ペンは、サラサセレクトのブラックとマイルドライナーのイエロー・ダークブルーを使っています。
左がMDノート、右がロイヒトトゥルムです。
裏移りという程ではないですが、ロイヒトトゥルムの方が文字が透けて見えやすいです。
ノートの1番下端では、マイルドライナーで線を引き、そのまま3秒ペンを止めたままにしてみました。MDノートは普通に線を引いた時と変わりませんが、ロイヒトトゥルムが若干染みています。
ロイヒトトゥルムを使う場合は、あまり筆を止めずに書くようにした方が良さそうです。
使うのが嬉しくなるノート選びを!
いくつかの点から比較をしてきましたが、いかがだったでしょうか。
自分に合っていると思えるノートが見つかると、バレットジャーナルは何倍も楽しめると思います。ノート選びの参考に少しでもなれば嬉しいです。
MDノートについては以下の記事でも詳しく書いています。
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