この記事では、
手帳を使いこなしてみたい!でも実際何を書いたら良いの?
という方のために、使い方のアイディアをご紹介したいと思います。
というのも、「手帳を書くってどういうこと?予定以外何書くの?」
と、手帳を持たない友人に聞かれたんです。
何書いても良いんだよー。好きなこと何でも書けるよ
というのが答えではありますが、具体的にいくつかご紹介しますね。
興味があるところをつまみ読みしてください。
手帳を使ってどうなったら良い?
まず考えてみてほしいのが、
手帳を使ってどうなったら良い?
ということ。
どんな生活を送っていますか?
何ができるようになっていますか?
最初はなんとなくでも良いのでイメージしてみてください。
目的があると手帳をどう使うかが絞りやすいですし、手帳習慣も続きやすいです。
夢や目標を叶えたい
「書いて夢を叶える」みたいなフレーズ、雑誌などでよく見かけませんか?
個人的には、書いただけで自然に夢が叶ってた!というのはう〜むむむ、、、と思ってます。
でも、手帳を書くことでアンテナが立ったり、小さな行動を積み重ねやすくなったりして理想に近づける。
これは本当だと思います。
どんなことを書くのか、3つご紹介しますね。
ビジョンボード
やりたいことがはっきりしているなら、ビジョンボードがおすすめです。
夢や目標が叶ったところを妄想して、その理想を表す写真などを集めたものです。
- どこにいる?
- 誰といる?
- 何をしている?
- 何が聞こえる?
- 周りにはどんな物がある?
などと具体的に考えていきながら、イメージに合う画像を集めてコラージュしていきます。
見返した時にワクワクして、がんばろう!と思えるようなページになるはずです。
ウィッシュリスト
自分のやりたいこと、叶えたいことを集めたのがwish listです。
手帳好きの人だと、毎年新年に100個書く人も多いです。
そんなに出ないよ〜と思う方は、テーマ別に考えてみるのがおすすめ。
- 家族のこと
- 自分のこと
- 仕事のこと
- 趣味のこと
- 体のこと
- お金のこと
など、テーマごとにすると出てきやすくなります。
wish listは以下の記事で詳しく解説しています。
やったことの記録
日々の小さな積み重ねは、時間が経つと忘れていってしまいます。
そうすると、「全然進んでない気がする…」「何もできていない」と思ってしまいがち。
そこで、夢や目標に対してできたことを日々記録しておくんです。
小さなことで大丈夫です。
調べ物をしたとか、関連の本を買ってみたとか。
少しずつだけど進んでると思えますし、じゃあ次はどんなことをしよう?と考えられるようになって、行動も加速化していきます。
新しい習慣を始めたい
習慣トラッカー
新しいことにチャレンジしたいけど3日坊主になりそう!
そんな方におすすめなのが、習慣トラッカーです。
決めたことができたらチェックを付けていくというだけ。
カレンダーにシールを貼っていくのも楽しいですよ。
習慣トラッカーは、続けるためだけではなく、日々の行動のバランスを見るのにも良いです。
例えば勉強や運動。
バランス良く複数のことをやっているつもりだったけど、記録してみたら偏りがあることがわかった、なんてこともあるかもしれません。
自己肯定感を上げたい
良かったことリスト
その日に起きた良かったことを、記録していくだけ。
おすすめは、毎日決めた個数を書くこと。最初は1日2つくらいでOKです。
なかなか思いつかない日があるんですが、そこを絞り出すと今までスルーしていた良かったことにも気付けるようになります。
天気が良かったとか、いつもより信号に引っかからなかったとか、小さいことで大丈夫。
わたしは手帳習慣を始めた当初に1日2つの良かったことリストを2ヶ月続けました。
ネガティブなことばかり考えていたのが、毎日良いことあるじゃん!と、気持ちが大きく変わったんです。
とってもおすすめです。
できたことリスト
できたことリストも、良かったことリストと中身はほとんど一緒です。
違うのは、「自分がやったこと・できたこと」にフォーカスすること。
自分がやったことに特化する分、「できたね」と自分自身を認めやすくなります。
その一方で、厳しい目で見てしまうと逆効果。捉え方には注意が必要です。
ポイントはこの2つ。
- できたことのハードルを下げること
- できたことの大きさをジャッジしない
体調が悪くて1日寝ていたとしても、「体をゆっくり休めることができた」と変換。
ハードルは低く低くいきましょう。
毎日お皿を洗ったしか書いていない!みたいなこともあるかもしれません。
できていないこともあるけど、「お皿を洗った」という事実は受け止める意識をします。
できていないことに目が向きやすい場合は、リストを書くのをやめても良いと思います。
ほめリスト
できたことリストは事実を書いて終わりでしたが、そこからさらに一歩進んだのがほめリストです。
できたことに対して、自分自身に対して褒める言葉をかけてあげるんです。
自分なら自分がほしい褒め言葉を選べます。
(人から褒められた時、嬉しいけど見てほしいポイントはそこじゃないのー!ってことありますよね)
最初は恥ずかしいかもしれませんが、練習だと思って少し続けてみてください。
どうしても恥ずかしいという場合は、「大変良くできました」みたいなスタンプやシールを使うのも有りです。
日々のことを記録したい
良かったことリスト
「自己肯定感を上げたい」のところでご紹介した良かったことリスト。
これはそのまま日記代わりになるので、日々の記録としてもおすすめです。
良いことばかり書いてあるので、時々見返すと嬉しくなります。
趣味の記録
長く続けている趣味があるなら、それを記録するのも楽しいです。
- 読んだ本・読みたい本の記録
- 見た映画の記録
- 旅行の記録
- 運動の記録
など。
少しずつ記録が増えていくのも嬉しいですし、見返すのも楽しいです。
たまに過去の分(去年のとか)を見返すと、当時はこんなことがあったな〜と思い出されて懐かしくなります。
自分のことをもっと理解したい
ウィッシュリスト
「夢や目標を叶えたい」のところでご紹介したウィッシュリスト。
100個書き出してみると、たくさん書けるジャンル、あまり出てこないジャンルと偏りが出てきます。
今の自分はどんなことに興味があるのか?何を重視したいと思っているのか?
その傾向を知ることができます。
わたしも、叶えるためというより傾向を知るためにリストを書くこともあります。
コーピングリスト
コーピングリストとは、ストレスを感じたときに自分がどんなことをすれば気持ちが晴れるのかを書いたリストです。
なるべくお金や時間をかけず、すぐできるものがおすすめです。
書き出すことで、自分の大切にしたいものや好きなことが見えてきます。
気持ちが落ちているときにこのリストを見れば、何をしてストレスを和らげるかアイディアが見つかります。
個人的にはそれ以上に、書いたことで「このリストがあるから、何かあっても大丈夫」と思える、お守りの効果の方が大きいのでは?と思っています。
偏愛マップ
偏愛マップとは、1枚の紙に自分が大好きなものを書き出したもののことです。
「偏愛マップ」で画像検索すると、実例がたくさん出てきます。
文字のみでシンプルにまとめたもの、イラストを入れて視覚的にわかりやすいもの、いろんな書き方があります。
自分の好きなことってなんだろう?を改めて考えるきっかけになると思います。
自己紹介代わりとしても使えます。
好きなものも変わっていくので、時々書き直すと良いかもしれません。
詳しく知りたい方向けに、本も出ていますよ。
考えを整理したい
自分の頭の中を整理したい時も、手帳が使えます。
ただ、これからご紹介する3つはノートや裏紙を使う方が良いかも。
書く分量が多くて、手帳には書ききれない可能性大です。
バレットジャーナルのようにフリーページが多いなら手帳に書くのも有りです。
すごろくノート
考え事をしている時、天使と悪魔が喋っているように、脳内会議が繰り広げられていませんか?
(これはどうだろう?)(でもそれってさ、…)みたいに。
それをそのまま書き出すのがすごろくノート術です。
写真のように丸と矢印を使って、ボードゲームのすごろくのように書いていくんです。
不思議なことに、ただ書き出すよりスッキリするし、短時間で「じゃあどうする?」という思考になりやすい気がします。
毎日の過ごし方を整えたり、夢や目標に向かって何かしたい時にも使えるすごろくノート。
書き方の本も出版されていますよ。
脳内解剖図
こちらも頭の中で考えていることを、単語や短文で書き出していく方法。
おふみさんが紹介されています。
見た目にもかわいいですよね。(写真は微妙かもですが、本来はかわいいんです。検索してみてください)
書き出した後にジャンルで色分けをすると、今どんなことが脳内を占めているか視覚的にわかります。
現状を客観的に見たい時におすすめです。
考えていることをつらつら書き出す
裏紙に、ひたすら書き殴るのも有りです。
綺麗にとかまとめなきゃとか考えず、そのままつらつらと。
文章になってなくてもOK。
終わったらビリビリ破いてゴミ箱にポイ!
(愚痴を書いて、燃やしたという方の話を聞いたこともあります)
書いているうちに本音に気づけたり、解決策が見つかったりすることも。
自分のやりやすい形で吐き出しましょう。
お試ししながら手帳を楽しもう
アイディアをご紹介してきましたが、やってみたいと思えるものはありましたか?
手帳の使い方・書き方に正解はないので、色々試してみながら自分に合うやり方を見つけていきましょう。
毎日書く必要もありません。
心地良く、楽しめるペースで手帳のある生活を楽しんでくださいね。
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