この6月でバレットジャーナルを始めて3年が経ち、ノートはちょうど6冊目に入りました。良い機会なので、バレットジャーナルを続けて良かったことや変わったことについて振り返ってみます。
何と言っても1番は、「書く習慣がついたこと」。これに尽きます。
自分でも信じられないくらいですが、以前は自分の考えや気持ちを残る形にするなんて絶対無理、ましてや手書きなんて生々しくてありえない!と思っていました。
それが今や、何でもノートに書いています。嬉しい変化や効果もいくつも実感してきました。バレットジャーナルに限らず、手帳や手書きの魅力が少しでも伝えられればと思います。
書く習慣によって得られた効果
まずは、書く習慣がついたことでどんな良いことがあったか書き出してみます。
思考整理がうまくなった
書き出すことで思考整理がしやすくなり、解決までのスピードも上がりました。
頭の中だけで考えると、いつの間にか話が逸れていたり、堂々巡りになってしまって結局解決しなかったり、悩んだ時間の割に進んでいないことも多かったです。またすぐに同じ悩みが出てきて考え込むという、何とも勿体ない時間の使い方をしていました。
書くことで冷静になれる部分もありますし、客観的な視点も入れることができ、じゃあどうしたら良いのか?を考えるのに時間を割けるようになります。
落ち込んでも自力で早めに立て直せるようになり、気持ちのコントロールも上手になりました。何かあっても、手帳があるから大丈夫、と思えるんですよね。
今の自分にフォーカスできるようになった
日々の手帳への小さな不満を早めに潰すことで、今の自分にフォーカスした手帳の使い方ができるようになりました。
これまでも何度か書いていますが、私が手帳を使う上で1番気にしているのが、無理をしないことです。できないと思ったらやめますし、使いにくいと思ったら早めに改良するよう心がけています。
どんなに小さい変更でも良いんです。「考える→決める→行動する→使ってみてまた考える(うまくいけば結果も出る)」というサイクルを作ってみると、小さい成功体験を積み重ねられます。
そうすると、「今の私」はどうしたいかを考えるのが普通になり、手帳の使い方も常にアップデートできます。手帳以外の部分でも自分に対して素直になれるようになった気がします。
また、手帳がそのまま記録になるのも発見でした。過去のウィークリーなどを見返すと、この時はこんなことを考えていたな〜など、驚くほど思い出せるんです。日記のように文章にしなくても、見て感じる部分も含め手帳は良い記録になっています。
やりたいことを我慢しなくなった
ようやく毎日のタスクにやりたいことを組み込めるようになってきました。正直、バレットジャーナルを始めてからも、やらなきゃいけないことに追われる時期は長かったです。
でもそれだけじゃ手帳が自分を追い込む存在になってしまって、ストレスになるんですよね。それに気付いてから、今もいかにやりたいことをやるかは模索の日々です。
それでもやりたいことを入れる前提で考えるようになり、少しずつタスク管理のレベルも上がってきました。やりたいことができると自信もつきますし、地に足がついてきたと思えるようになりました。以前は自分がずっとふわふわ生きている感覚だったのですが、そういえば暫く感じていないです。
その他良かったこと
ささいなことですが、その他の良かったこともご紹介します。
筆記体が書けるようになった
バレットジャーナルを始めたばかりの頃、手書きのレタリングにはまって、Pinterestでお手本を見つけては真似して書いていました。そのうち、何も見なくても筆記体が書けるようになっていました。日常生活で使うことはありませんが、書けるとなんとなくかっこいいですよね。
妹も一時期バレットジャーナルをやっていたのですが、英語の月の名前を覚えたと言っていました(笑)
Instagramを通じて世界が広がった
世界が広がるというと大げさですが。情報収集目的で始めたInstagramも、今ではたくさんの方にフォローしていただけています。好みや考え方が似ている人と知り合って交流ができるのは日々の刺激になっています。
雑誌や書籍に手帳を掲載いただく機会にも何回か恵まれました。今でも手帳の使い方に悩んだり行き詰まったりした時は、Instagramに頼っています。
改めて考える、バレットジャーナルの魅力
バレットジャーナルの何がそんなに良いのかと聞かれたら、迷いなく「自由さ」を挙げます。何を書くか、どれだけ書くか、どのように書くか、全てが自由です。先述した通り、今の自分に合わせて常に変化し続けられるのが最大の魅力だと思います。
日記も家計簿も続いたことがなかった私が3年も続いたのは、飽きやすさ+新しい物好きだからこそ、その自由さに惹かれたからなのかもしれません。
バーチカルの手帳を使いこなしたいという夢もあるのですが(笑)、今後も「シンプル・実用性重視・今の自分にフィット」のモットーでバレットジャーナルを続けたいと思います。
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