「デイリーログを制するものは、バレットジャーナルを制す。」と言いたくなるくらい、デイリーログがうまく使えると手帳生活が回ります。
わたしがデイリーログをメインに使い始めて1年半。以前のウィークリーログ生活にはもう戻れません。
でも実は一度、デイリーログは挫折しているんです。
そこでこの記事では、当時のわたしの失敗を踏まえて書き方や快適に使うコツをご紹介したいと思います。
- バレットジャーナルを始めようと思っている
- ウィークリーログを使っているけど不満がある
そんな方に参考にしていただけたら嬉しいです。
▼「【初心者向け】バレットジャーナルの書き方と続けるコツをわかりやすく解説します」の記事では、デイリーログ以外のページの書き方もご紹介しています。
デイリーログに書いていること
デイリーログには、なんでも書いてOKです。
まず、写真のように毎日その日の日付や曜日を書きます。
準備はこれだけ。
その下に、
- 今日やるタスク
- 今日の予定
などを書いて1日をスタートさせます。
1日の中で書き留めておきたいことが見つかったら都度、朝書いたタスクの下に書いていきます。
書くことは本当に何でも良いんです。
わたしが書いているのは、
- 新たに思いついたタスク・やってみたいこと
- 良かったこと・できたこと
- 気づき・発見
- 日記
- 子どもの様子
- 完了したタスクの感想や改善点
など。
ページが埋まるほど長く書く日もあれば、忙しくて最低限のタスクのみ書く日もあります。
日によっては日付すら書かずに終わってしまうことも。
書きたい時に、書きたいことを、書きたい分だけ。
これがデイリーログのポイントです。
デイリーログのメリット
デイリーログのメリットは4つあります。
- 準備の手間がない
- 好きなだけ書ける
- ページが埋まる
- 書く場所に迷わない
1つずつ解説していきます。
①準備の手間がない
先ほど書いた通り、デイリーログの準備はその日の日付を書くだけ。
10秒あれば終わります。
ウィークリーログを使っていたときは、毎週週末になると、
新しいページを作らなきゃ、時間ないよ〜
ページを準備してないのに月曜日になっちゃった…
というのが時々あり。
デイリーログは追い詰められる感がなくて楽!
②好きなだけ書ける
デイリーログは書く量の制限なく、書きたい分だけ書くことができます。
ウィークリーログだと、最初からその日の書くスペースが決まっているフォーマットも多いです。
そうすると、日によっては書くスペースが足りなくなるんですよね。
- 久しぶりに再会した友達とたくさんおしゃべりした日
- モヤモヤたくさん考え事をした日
- 子どもが初めて何かをできた日
など、書きたいことがあふれる日が時々あります。
デイリーログは、ページがいっぱいになってしまったら次のページに行っても大丈夫。
翌日、またその下に日付を書いて続ければ良いんです。
③ページが埋まる
逆に、今日は余裕がなくて手帳が開けない!という日も出てきます。
そんな日があっても大丈夫。
前回書いた日のすぐ下に、日付を書いて始めるだけです。
なので、ページが白いまま終わってしまうことがないんですよね。
時間がかかったとしても、ページが埋まります。
せっかく準備したのに何も書けずに1週間が終わっちゃった…
ってウィークリーログあるあるだと思うんですが、それがありません。
これ、精神安定上めちゃくちゃ良いです。
④書く場所に迷わない
バレットジャーナルって何でも記録しておけます。
その自由さゆえに、逆に何をどこに書いたら良いかわからなくなる、と聞いたことがあります。
いろんなリスト(コレクションページ)を作っていると余計そうかもしれません。
迷ったら、一旦全部デイリーログに書きましょう。
その後別のリストに転記もできます。
書く場所・見る場所が増えれば増えるほど、続けるのは大変です。
困ったらここ!があると楽ですよ。
快適に使うためのコツ
以前、デイリーログに一度挫折したと書きました。
それは、
- 数日先のタスクを書く場所がなかった
- 見た目がかわいくなかった
というのが理由でした。
その経験から今は、ストレスなく楽しく使えるような工夫をしています。
- 1週間のタスクを書くページを作る
- 日付の書き方・ペンの色を変える
①1週間のタスクを書くページを作る
週の始めに、今週やりたいタスクを 1ページに書き出すようにしています。
朝、タスクページからその日やることを選び、デイリーログに転記する形です。
数日先のタスクの書き場所にも困りませんし、1週間の見通しも持てます。
新しいタスクが発生したら、
- その日やることならデイリー
- 翌日以降ならタスクページ
- それ以降ならマンスリー
に書きます。
その週に終わらなかったタスクは、翌週のタスクページに転記して持ち越します。
このやり方にしてからタスクの抜け漏れが減りました。
②日付の書き方・ペンの色を変える
デイリーログはどうしてもシンプルになりがちです。
わたしはそれが少し寂しいので、日付の書き方やマーカーの色で変化をつけて楽しんでいます。
太いペンで書いてみたり、
日付を四角で囲ってみたり、
マーカーを引いてみたり。
ページを縦に分けて使うだけでも雰囲気が変わります。
ちょっとしたことでも変化があると、楽しく続けられます。
自分にとってどんな使い方が合うのか?
探す過程も楽しんでいきましょう!
▼使っているマーカーはトンボABT
▼ちょっとした飾り文字を書けるようになっておくのもおすすめ
バレットジャーナルをもっと詳しく知りたい人におすすめの本
バレットジャーナルを使いこなしたいなら、本を1冊読むのがおすすめです。
わたしのおすすめはこの2冊。
「『箇条書き手帳』でうまくいく はじめてのバレットジャーナル」
手帳の写真もたくさん掲載されていて、シンプルでわかりやすい本です。
基本を体系的に知りたいならこの1冊を読めば十分です。
「バレットジャーナル 人生を変えるノート術」
バレットジャーナルの考案者による公式ガイドです。
書き方だけではなく、バレットジャーナルの本質的な部分が実例を取り入れながら解説されています。
バレットジャーナルをすでに始めている方にとっても発見があるはずです。
厚めの本ですが、一読の価値有りです。
▼「【初心者向け】バレットジャーナルの書き方と続けるコツをわかりやすく解説します」の記事では、デイリーログ以外のページの書き方もご紹介しています。
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