バレットジャーナルにおすすめのカラーペンは?と聞かれたら、迷いなく「トンボのABTペン」と答えます。
Instagramのバレットジャーナルユーザーの投稿で、軸が黒いカラーペンが一緒に写っているのを見たことありませんか?そう、あれです。
特に海外の方のポストでよく見かけるので、海外のユーザーには定番に近いペンなんだと思います。
試しに1本買ってみると、これがまあ便利。あれよあれよと買い足して、今は13本になりました。
連日活躍してくれているペンの魅力や使い方をお伝えしたいと思います。
トンボABTってどんなペン?
ABTは、1本に筆ペンと0.8mmの細字(サインペンみたいな感じ)、2つのペン先があるペンです。
2種類のペン先のおかげで、線の太さも書き方もいろいろな表現ができます。
色は全部で108色!パステルカラー、くすんだ色、何色とはっきり言えないあいまいな色まであり、こんな色のペンがほしいな、を満たしてくれます。
色同士をなじませてぼかしたり、グラデーションにしたりと、水彩絵の具のようなことまでできるんです。
わたしは手帳にしか使っていませんが、本格的なイラストも描けるようです。
手帳にしか使ってないと言っても、使える幅が広くて重宝しています。
1本で3つの使い方ができる
手帳ではどんな風に使えるのか、わたしの使い方をご紹介します。
ハンドレタリング
まずはページのタイトル。ハンドレタリングで書くと、それだけでちょっとおしゃれ感が出る気がして好きです。
ABTペンは筆の部分がしっかりしていて力の強弱が出やすく、太い線と細い線が書き分けやすいんですよね。
以前はクリーンカラーというペンを使って書いていたのですが、このペンは細い毛がたくさん付いている、まさしく筆タイプ。
クリーンカラーで細い線を書こうとすると線が震えてしまうこともあったのですが、ABTはペンの先っぽだけで書いてもあまりフラフラしません。
書き心地は好みの問題もありますが、初めての方にはABTをおすすめしたいです。
ちなみにこのハンドレタリング、意外と簡単です。
太く書く場所・細く書く場所が押さえられればそれっぽくなります。
わたしは最初、Pinterestで好きなフォントの画像を探して、それを真似して練習しました。
本も出ています。書き方のコツの解説があったり、いろいろなフォントの書き方が載っていたりして、見ているだけでも楽しいです。
マーカー
ABTペンの使い方2つ目は、マーカー。
- デイリーログの区切り
- wish listの達成したこと
- フォーマットの枠
など、使える場所はいくらでも。
一般的な蛍光ペンのようにまっすぐ硬い線を引くというより、ナチュラルな線のイメージです。
太さを自分で調整しながら書く必要はあるので、最初は少し別の紙で練習するのも良いかもしれません。
サインペン
3つ目の使い方は、カラーのサインペン。細字の方のペン先です。
わたしは主にすごろくノートを書く時、つまり文字を書くペンとして使っています。
細い方のペン先はしなりもなく、クリッカートなど他のサインペンと同じような感覚で書けます。
2種類ペン先があるペンの細い方って、すぐダメになってしまう印象がありませんか?
わたしはずっとそんな先入観があったのですが、全くいらぬ心配でした。
お気に入りのラベンダー色(色番号623)ではもう相当字を書いていますが、ペン先はへたっていません。
残念な点
とっても使えるABTペンなのですが、残念に思うこともあります。
値段がやや高め
ペンは1本300円(税抜)と、他のカラーペンと比べるとややお高めです。
色々な使い方ができるし、書きやすいし、品質を考えると高すぎるということはないんですが。
その分、買うときは売り場の前で時間をかけて吟味して選んでいます。
扱っている店が少ない
これは地域によると思うのですが、小さめの文房具屋や本屋の文房具コーナーみたいな所では置いてあるのを見たことがありません。
わたしが住んでいる地域では、ローカルな大きめの文房具専門店では置いてありました。
が、実家の地域では1番大きい文房具屋でも取り扱いがなく…。
このように買える場所が限られているのですよね。
ネットでも購入できますが、バラで買いたい時にはもっと気軽に店で探せたら嬉しいなと思います。
最初に買うなら?
これだけたくさんの色があると、どの色から買うか迷いませんか?
好きな色、使いたい目的に合わせて選べば良いのですが、持っていて間違いない!と思う2本をご紹介します。
1本目は、色番号942。 明るめのベージュです。
上記のマーカーのところに載せた写真の、デイリーの日付のラインに使っています。
マーカーに使うと、ページ全体が柔らかい雰囲気になるので1番使っているペンかもしれません。
マイルドライナーをはじめ、よく見かけるマーカーペンにはない色なので本当に重宝しています。
他の色との相性も良く、ラベンダー(623)やくすんだピンク(772)と合わせるのが好きです。
ちなみにこの2本(623と772)。濃すぎず薄すぎずで、マーカーにもハンドレタリングにも使える万能選手です。
色が好みなら、こちらもおすすめです。
2本目はN55。濃いめのグレー。
黒で書きたいと思うところにこのグレーを使います。そのまま黒を選ぶと圧迫感が出たり、そこだけちょっと浮いた感じになったりしがちです。
濃いめのグレーならうまくページ全体となじんでくれます。マーカーにするにはちょっと濃いかも。
マーカーメインで使いたいならパステルカラーのセットもおすすめ。
幅広く使いたいなら、似ている系色を集めたセットも数種類ありますよ。
まとめ
バレットジャーナルにおすすめの、トンボABTペンについてご紹介しました。
1本で文字を書くのも装飾もできるなんて、本当に有能なペンです。つい買い足したくなる危険もありますが。
お気に入りの色を見つけて、バレットジャーナルを楽しんでくださいね。
収集しすぎにはご注意を!
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