革製品って憧れませんか?
時々お手入れをして経年変化を楽しみつつ、ひとつのものを長く使うのって素敵ですよね。
一方でちゃんとお手入れできるかが心配で…。
悩んだ挙句、税抜4000円以内で買える本革の手帳カバーを見つけて購入してみました。
感想としては、買ってよかった!一択です。
いまだに手帳を見ると嬉しくなります。意味もなく撫でてしまったりしてます。
この記事では、
- 本革手帳カバーを選んだ理由と仕様
- 普段のお手入れ方法
- 3年半使ったレビュー
について書いていきます。
革の手帳カバーが気になる初心者さんには本当におすすめです!
手帳カバーがほしかった理由と条件
わたしが手帳カバーがほしかったのは、使っているノートの表紙が汚れやすいから。
白い厚紙の表紙なので、毎日カバンに入れて持ち歩くのにはカバー無しでは少々心もとなかったんです。
ノート自体は気に入っていたので、ノートに合うカバーを探すことにしました。
探す条件は、
- A5サイズ
- できれば本革
- 5000円前後で買えたら嬉しい
- 肌触りが良いこと
でした。
買ったのは、End Markの本革手帳カバー
私が革の手帳カバーがほしいと思いつつ踏み切れなかったのは、
- お手入れできるか心配(カビるとか聞くし…)
- 革って高いよね…
主にこの2つが理由でした。
探してみると、1万円超えの商品がゴロゴロしているんですよ…。
良いものなのはわかるのですが、ズボラな革初心者にはちょっと手が出しにくい。
それでも諦めきれず探していた時に見つけたのが、EndMark(エンドマーク)の手帳カバーでした。
- 本革なのに税抜4000円を切る
- 8色から選べる
- 表面の手触りも滑らかそう
この3つが決め手になって、購入を決めました。
ちなみに色はライトブラウンにしました。
EndMarkの本革手帳カバーの仕様と使ってみた感想
ここからは手帳カバーの仕様と使ってみて感じたことを率直に書いていきます。
ちなみに写真は、3年半使った2022年現在のものです。
カバー全体
手帳カバーの表の部分は、1枚の革でできていて、つぎはぎはありません。
凹凸はあまりなく、ツルッとした肌触りです。
ノートを挟むポケットは、別の革が縫い合わされています。
手帳に使うシールなども一緒に入れておけるので、つい色々突っ込んでしまいがち。
中に入れるノートの厚み
厚みは1.5㎝~1.8㎝のものがちょうど良いと商品ページでも紹介されています。
確かに、厚み1㎝のMDノート1冊では、結構ぶかぶかです。
わたしはスケジュール管理用のマンスリー手帳も一緒に入れているのですが、2冊合わせて厚み1.5センチくらい。
それでもまだ余裕があります。
薄めのノート1冊で使いたい人には向かなそうです。
ベルト
購入当初は少し抜き差しが固かったのですが、使っていくうちにスムーズに使えるようになりました。
1日何度も開け閉めするので、ベルトの先端はよく見ると若干削られた感があります。(使用半年後)
3年半使った今ではベルト全体的にすごく柔らかくなり、削られた感は全くわからないです。
縫い目がほつれてくるようなこともなく、機能的には全く衰えはありません。
しおり
カバーには革のしおりが2本ついているのですが、正直全く使ってません。
革でできているのでカバーと同じだけの厚みがありますし、太いので若干扱いにくいです。
また、真ん中より右寄りについているので、ノートの中央にぴったりきません。しおりを挟んだ状態でページをめくるのも厳しいです。
使っていないからかもしれませんが、しおりの端っこはくるんと丸まった状態になっています。
ペンホルダー
一般的なボールペンや鉛筆の太さはもちろん問題なく入ります。
ですが、私が使っているサラサセレクト5色は途中でつっかえてしまって入りません。
そのうち伸びて入るようにならないかなと時々ぐりぐり差してみていたのですが、だめそうです。
むしろ力を入れすぎて、ペンホルダー自体が若干取れそうになっています。
接着剤+縫われているのでそう簡単に取れないとは思いますが、過度に力を入れない方が良いです。(当たり前か)
そういうわけでペンホルダーも、私はあまり使ってないです。
(3年半使ってみて追記)
使うペンをスタイルフィットに変えたことでペンホルダーに入るようになり、常にペンを差した状態で2年ほど使っています。
初期に手荒い使い方をしたにも関わらず、今でもしっかり付いてくれています。
取れそうな気配もありません。
半年使ってみての変化(3年半後も追記)
お手頃なお値段だった分、すぐだめになってしまわないか心配だったのですが、今のところは全く問題ないです。
半年使った今の状態は、
- 縁はやや毛羽立っている
- 縫製はほつれているところはない
- ベルトやペンホルダーなど力がかかるところは細かめのヒビ有り
カバンに直接入れているので多少キズはついていますが、それも味なのかなと思っています。
(追記)3年半使った今の状態は、
- 表面に引っかいたような傷は複数有り
- 細かい毛羽立ちはあるものの、縫製のほつれは無し
- 手が当たりやすいベルトやカバーの端は一部黒ずみ有り
- 機能的には全く問題なし
こんな感じで、今でも現役で毎日活躍しています。
お手入れはミンクオイルで
使い始めて5か月は何もしていなかったのですが、やりたかったお手入れしてないじゃん!と思い、先日初めてのお手入れをしました。
使ったのはミンクオイル。革のお手入れの定番の物のようで、近所のホームセンターにも売っていました。
準備したのはこのミンクオイルと、ふき取り用の布だけです。
手順は以下のように進めました。
- 布でカバー全体を拭く
- ミンクオイルを少量取り、うすーく伸ばしていく
- きれいな布で、拭きとっていく
つけすぎると良くないと複数のサイトで見たので、とにかく少しずつ薄く塗っていくことを気を付けました。縫ってすぐはやや張り付くようなしっとり感がありましたが、すぐに消えました。
お手入れ前後を比べてみると、白っぽくなっていたヒビの色がなじんで目立たなくなった気がします。
お手入れの頻度は、2か月に1回で考えています。毎日触るので、手の油がつく分そんなに頻繁にしなくても良いかなと。ただあまり触らない部分は1か月に1回くらいでも良いかもしれません。
革初心者にはぴったりのカバー
革製品をずっと使っている方からしたら、何か物足りないことがあるかもしれません。
でも私のような革初心者が最初に選ぶものとしては、ぴったりじゃないかなと思います。
使い始めてから、手帳習慣がより楽しくなりました。
今後使っていって何か変化があれば、追記したいと思います。
使っている他の文房具については、以下の記事で紹介しています。
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