自分の価値観を判断基準に-わたしがホットクックを買うのをやめた理由-

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SNSでフォローしている人のおすすめ商品を見て、ほしい!自分も買おうかな。と思うことが時々あります。

わたしが去年、育休から復帰する前にすごく欲しかったのはホットクック。

ホットクックというのは電気の鍋で、材料を入れてスイッチを入れたら煮込み料理などができるというもの。

一時買いたい欲が高まり、夫に軽くプレゼンまでしたものの結局買わないことに。

それは、自分の価値観に気付いたからでした。

目次

1番心配なのは、食事の準備だった

育休から復帰するにあたって、心配事はたくさんありました。

  • ちゃんと朝間に合うように支度をして出発できるのかな
  • 家事は回るのだろうか
  • 21時までに子どもを寝かせられるのかな

中でも1番心配だったのは、食事のこと。

「毎日ちゃんと作れるだろうか」

そんな時、ホットクックの存在を知りました。

朝、食材を切ってタイマーをセットしておけば、帰宅時には料理ができているらしい。

自分の心配事を解決してくれる、それはすごくすごく魅力的な商品でした。

ただ、即買おう!と決断はできないお値段…

でも本当にほしいと思ったので、似たようなものを持っているという妹に聞いてみたり、レビューを読み漁ったり。

そして得た情報をまとめて、夫に軽くプレゼンしてみました。

ただ、わたしの食事の心配があまりピンと来ないようで、OKは出ず。

ゆきのん
ゆきのん

そりゃ作らないしね!

結局ホットクックを買わないまま仕事復帰をしたのです。

自分の価値観と、その延長にある理想の暮らしを考えてみる

復帰後、やっぱりご飯の支度はバタバタで。

保育園のお迎えに間に合うギリギリまで残業してご飯を作る気力がない日もあり、お惣菜やお弁当が続く日もありました。

ホットクックやっぱりほしいな〜としばらく思っていたのですが、ある日自分の価値観を考え直したことで、ほしい気持ちがすっかり消えました。

ゆきのん
ゆきのん

いや、すっかりは嘘かも。

たまーにいいな〜って思う瞬間もある

気づいた価値観というのが、

わたしは自分で作ったご飯を食べたい

ということ。

これまでは、「美味しいご飯を食べる」ことが大事だと思っていたのですが、「自分が作った」ものを食べたいのだと気づいたんです。

で、その価値観が叶う理想の暮らしが、

毎日自分の好きなご飯を作る余裕がある暮らし

でした。

その理想の暮らしには、ホットクックはありません。

それに気づいた時に、買うのをやめようと思いました。

一時的にはすごく助けてくれるかもしれない。

本当は買いたくないお惣菜やお弁当を買う回数が減らせるかもしれない。

でも、理想の暮らしを実現したいと思って小さな行動を積み重ねている今、ホットクックを買うことは、逆行する行動のような気がして。

たぶんこの価値観に気づいていなかったら、わたしは何とか夫を説得して購入に漕ぎつけていたはずです。

商品自体はすごく魅力的だし、おすすめしている人もたくさんいます。

その情報の中で、自分の価値観を判断基準にして買わない決断ができたのは、わたしにとって大きな経験でした。

自分の大事にしたい気持ちを、もっと大事にしてあげよう、それが自分にできるんだと感じられたのです。

価値観は仮決めして磨いていく

自分の価値観がよくわからない場合、最初は仮決めで良いと思います。

自分の好きなこと、できないと嫌なことを考えてみて、これかな?と思うものを仮で持ってみる。

その価値観と照らし合わせて暮らしてみて、ちょっと違うなと思ったら軌道修正してみる。

繰り返していくうちに、だんだん芯の部分が見えてくるはずです。

わたしもご飯を「自分で」作るというキーワードが出てくるまで、年単位でかかりました。

きっと、見えるタイミングというのもあるんですよね。

今回の経験で、ひとつ大きな武器を手に入れたような気持ちになりました。

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